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大会の結果報告

全国大会の壁は厚かった

更新日:

世界アマ全国大会一回戦敗退

先日行われた「第39回 世界アマチュア囲碁選手権 日本代表決定戦」に出場しましたが、初戦敗退しました。
なかなか全国では勝たせてくれないですね。
負けた一局を振り返ってみます。

対局紹介(一回戦)


実戦1
相手は長野県代表の方で、私の黒番です。
現在では懐かしいミニ中国流の派生型で布石が始まりました。
右下から戦いが始まり、黒が攻めているように見えたのですが白34まで今ひとつな結果となってます。
白Aが嫌みだったりBが先手になるので下辺白石は対して攻めが利かない形で、後に白Cのカタツキも狙われています。
黒23・25も狙いのひとつではあるのですが、白を厚くする手でもあるのですぐに打たないほうがよかったです。


参考図1
実戦1の黒23では一旦黒1と打っておくのが渋い好手だったでしょう。
白は2と形を整えるくらいなので黒3を利かして、黒5・7と早足に先行する碁を目指したかったです。
黒Aはあとの楽しみとしておきます。


実戦2
黒1から左下白に攻勢をかけたのですが、結果として良くなかったです。
白24まで下辺黒がヘコんだ上に味が悪く、左辺も白16まで固めてしまいました。
中央黒もまだ薄く、黒は得たものがなかったのです。
黒1では素直に6と飛んでおくべきでした。


実戦3
その後の進行で黒1から隅を荒らして地合いで頑張りましたが、白10から14まで中央黒が相当薄くなりました。
損害を出すことなく凌げればチャンスはあると思ったのですが・・・。


実戦3
結局黒1までなんとか生きることはできたのですが、白2までここに大きな白地を作られては白優勢です。
白6も好手で先手でヨセられた後、白16まで黒にチャンスはありませんでした。
白4目半勝ちとなりました。

問われる課題

ここ数回の全国大会では自分の碁が全く通用せず、現時点の棋力では限界を感じています・・・。
読みの力やヨセの精密さなどももまだまだ未熟なのですが、一番厄介で悔しいのは序盤から中盤にかけての「碁の感覚・構想力」で負けているということです。
元々私は独学で強くなったタイプで、ちょくちょく怪しげな手を打つことが多いですが、せめて序盤くらいは互角に打てるようにならないと、全国大会レベルでは話になりませんね。
布石の知識はそこそこあるつもりですが、感覚や構想力は結構酷くて、この辺が昔から「碁の才能がない」と言われたりする一因かもしれません。

今後どうするか

今後どうやって改善していくかということですが、やはり棋譜を並べまくるのが一番有力かと思います。
最低限の実戦はこなすとして、可能な限り棋譜並べに力を費やしていきたいと思っています。
問題は誰の棋譜を並べるかというのです。
実はすでにいくつか案はあるので、しっかり検討して決めていきます。

棋力の目標目安

やはり、東洋囲碁や野狐で9段維持ができないと全国レベルではキツイでしょう。
9段維持がわかりやすい目安だと考えます。
また現在の私の棋力が8~9段ですので、9段維持ができない間は棋力が変わっていないというツライ事実があります。
壁は高いですが、後悔しないようにやれるだけの事はやっていこうと思っています!

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