囲碁を打つ人に変人は多いのか
「囲碁を打つ人って変人が多い」・・・こういう事を皆さんも言われたことや聞いたことは少なからずあるのではないでしょうか?
実際には、囲碁を打つ人に変人といわれるような人は存在します。(笑)
しかし囲碁を知らない人にも当然変人はいるわけで、囲碁との因果関係は証明できませんよね。
私個人の出会いや経験上では、囲碁を打つ人のほとんど常識的な方でした。
しかし「囲碁をしていなかったら関わる事がなかったであろう変人」も少なからずいました(笑)
そもそも変人の定義とは?
「そもそも変人の定義は何なんだ!!」という人がいるかもしれません。
ここでは「大多数(世間一般)の人から、普通ではない・変わっていると思われるような人」となんとなくですが定義しておきます。
プロのイメージも原因?
囲碁(将棋)のプロは、ひとりひとり性格は違えど、皆が一国一城の主であり勝負師であります。
よって一癖も二癖もある変わった人が多いと一般的には言われています。
確かにそういう面もあるでしょう。
特に大正・昭和時代のプロ棋士がすごいですね。
この辺のイメージが「囲碁を打つ人=変人が多い」という図式が成り立つ原因の一つになっているかもしれませんね。
鶏が先か、卵が先か
元々変な人が囲碁に引き寄せされて打つのか、囲碁を打つと変人になるのか。
哲学的な話になりますが、前者を肯定すると囲碁というゲームが「変人ホイホイ」ということになりかねません(笑)
後者についてですが、囲碁を打つことによって性格や人格が変わるものなのか私にはわかりかねません。
たしかに「落ち着かない子供に囲碁を教えたら大人しくなった」とかの話はよくあります。
しかし性格や人格まで変えたとは言えないでしょう。
私自身も囲碁に出会った前と後で性格や人格が変化したとは思っていません。
しかし囲碁を打つようになってから変わった人扱いされることは増えました。
「毎日数時間碁の勉強をして、県代表・学生地区代表の常連です!」と言えば、もうほとんど変人とされます(笑)
囲碁を打つと変人扱い??
結局「囲碁を打つ=変わった人」と世間は見てくるのではないでしょうか。
もう囲碁を嗜むということ自体が、世間から見たらマイナー・変わってるという扱いなのが現実なのかもしれません。
もっとも私自身囲碁にハマり過ぎている自覚はあり、同じ囲碁界の人からも引かれる事もしばしばありますが(笑)
変人だっていいじゃない
別に変人だからって悪いことではないですよね。
個性が求められる時代ですし、碁が強い人には変わった人が多いというのもあながち間違いではないので、碁が強くなりたい人は変人になるのも一つの手かもしれません。(ウソです)
とはいえ変人扱いされて一人前と思っていた方がなにかと精神衛生上いいでしょう。
結論
- 碁を打つ人に変人が多いというが直接的な因果関係はない。
- しかし世間一般では碁を打つこと自体が変わったことであるとみているフシがある。となれば「碁を打つ人=変人」となるのもおかしな話ではない。
- プロに変人(個性的な人)が多いのも要因の一つかも?
- 変人扱いされる事を恐れない事。