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「碁経衆妙」~基本詰碁の宝庫

投稿日:2016年12月28日 更新日:

古典詰碁の中では最も易しい

こんにちは!!
今回紹介するのは、山海堂【出版】、橋本宇太郎【著】
「碁経衆妙」です。
玄玄碁経についてWikipediaより引用。

「1812年(文化9年)に成立した。囲碁家元・林家11世林元美編纂による、日本の最も代表な詰碁の古典。
内容が妙に高遠ではなく、アマチュアにも容易に受け入れられていて、しかもそんじょそこらの実戦に現れそうな形が少なくない」(前田陳爾)という、基本的な詰碁と手筋が集められているのが特徴である。」

また林元美の原本の一部より引用。

私は以前からある考えがあって、隅や中央でよく出来る局面について初心の人達に図を示し、死活をめぐる変化について解説したことがあるが、大いに効果があったように思う。
そこでその後もその方法で大いに広めることにしたいと思い次にように述べた。
『初学者のうちはとかく対局に際して正しく判断して打つというわけにはいかず、感じで打ってしまってから、あっと言ったりするものだが、この形には死形があり、あの形なら生きがあるということが分かるようになれば、軽率に打ち進めるということもなくなる。
よく基本的なことを勉強することこそ上達への近道である

また呉清源著の「碁経衆妙」のはしがきには、「この本をマスターすればプロ級になれる」と書かれていたらしいです。

目次

  • 第一章:生乃部
  • 第二章:死乃部
  • 第三章:劫乃部
  • 第四章:攻乃部
  • 第五章:追落乃部
  • 第六章:盤乃部
  • 第七章:夾・點・続・断・征之部

※追落=オイオイオトシ、盤=わたり、夾=ワリコミ、點=ナカテ、続=ツヅキ、断=キリ、征=シチョウ

内容紹介


↑第一章の白先生きの問題です。
これは簡単ですね。


↑左右同型中央の手ありの格言どおりの白1が正解。
左右に一眼を確保しています。


↑第二章の問題で黒先コウです。
実戦に出てきてもおかしくない形です。


↑黒1のカケツギが急所で、コウにする時に常套手段です。
仮に読めなくても、形で知っている人は多いと思います。


↑これは第六章の問題です。
黒先で渡ることができますか?


↑露骨に黒1と渡ろうとするのは白4まで崩壊します。
白2では4から打つのもあるでしょう。


↑黒1のケイマがよくある手筋で綺麗に渡っています。
実戦でもよく出る筋なので覚えておくといいでしょう!

難しい問題もあり

碁経衆妙は玄玄碁経・官子譜・発陽論等から拝借している問題もあります。
特に発陽論の問題は他のに比べて難しいです。(発陽論原作の中では易しい部類ですが。)
全体的には基本的な問題ばかりで、初段に到達したら十分楽しめる問題集だと思います。
シンプルな実戦形の問題が多いのが高ポイントです。

碁の基礎力が鍛えられる

私は高段以上を目標にしている人(3~5段)には、
「基本死活事典上巻(趙治勲)」
「基本死活事典(張栩)」
上記の基本死活と合わせて本書をまず解いてもらいます。
これらのような基本の死活・詰碁は、碁の基礎力を養うのに必ず勉強しなければいけないのです。
ちなみに本書は私が好きな詰碁ベスト3に入る名著です!

まとめ

対象棋力初段以上
評価

-棋書, 詰碁・死活

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