質問形式で疑問に答える!
こんにちは!!
今回紹介するのは、MYCOM【出版】、万波佳奈【著】
「万波佳奈の囲碁上達ハンドブック」です。
囲碁上達法は碁打ちの永遠のテーマですね。
私も棋力が低いころは「囲碁上達法」とかでよく検索していました(笑)
県代表クラスのアマやプロの先生にも質問したことがあります。
幸いにも県代表になるまでは棋力が上がり、このようなブログを書くこともできるようになりました。
その影響かどうかわかりませんが、ここ最近囲碁上達法について質問されることが増えてきました。
そして色んな質問をされているうちに、ある棋書を思い出しました。
それが本書になります。
目次
- 第1章:誰も教えてくれなかった質問
- 第2章:わかりやすい布石の考え方
- 第3章:わかりやすい定石の考え方
- 第4章:わかりやすい中盤の考え方
- 第5章:詰碁・手筋はむずかしくない
- 第6章:石の形と効率
内容紹介
本書は質問形式で囲碁上達法について著者が答えていきます。
質問の内容を一部抜粋すると
- Q:一番の上達法はなんでしょうか。
- Q:年齢別のおすすめ上達方法を教えてください。
- Q:インターネットでは一日どのくらい打てば強くなりますか。
- Q:棋譜並べは必要ですか?並べるときにはどうすればいいでしょう。
- Q:パソコンで棋譜並べをしても効果はありますか。
- Q:実戦と棋譜並べ、強くなるにはどちらを中心にしたらよいでしょうか。
- Q:なかなか囲碁の勉強をする時間がありません。
- Q:詰碁の勉強をプロはどのようにやっているのでしょうか。
実はこれ、私が質問される内容とほとんど同じようなものです。
本書は2006年発行ですので、いつの時代もアマが疑問に思うことは同じだということがわかりますね。
実際私自身も多くの人から同じような質問をされていますから・・・。
この質問の答えが気になる人は本書を購入して見てみてくださいね。
隠れ良書
結構実戦的な質問に対して著者が簡明に回答しているのが高評価です。
質問数もかなり多くあるので、量に関しても不満なしです。
囲碁上達をテーマにした棋書の中でも隠れ良書的ですね。
「上達法」や「勉強法」を勉強するのはとても大切なことだというのは、当ブログでも何度も述べています。
囲碁が強くなりたい人には是非読んでもらいたい一冊となります。
ちなみに私は本書を10回以上繰り返し読んでいます。
この手の棋書は大好物で、類似モノも沢山集めています(笑)
まとめ
対象棋力:全棋力
評価:A