プロ級の囲碁ソフト!!
天頂の囲碁7を購入しました!
そこで今回は天頂の囲碁7の主な使い方について記事にしました。
・天頂の囲碁7発売決定!!
対局方法
対局方法についての説明です。
- 中央図:新規対局の画面が出てくるので、対局条件を設定します。
- 左図:コンピュータの棋力を設定します。当然九段が一番強いです。
- 右図:コンピュータの考慮時間を設定します。これが短いと弱くなるそうです。
この他、手番や人間側の時間制限の有無・長さを設定できます。
19路盤のほかに13・9路盤もあり、置碁も可能です。
全ての設定が終わって「OK」ボタンを押せば対局開始です。
私は検討メインで使うので対局はあまりしないのですが、考慮時間の長い九段モードはプロでも互先で負けることがあるという棋力です。
検討方法
検討モードについての説明です。
↑画面上のバーにある「検討」ボタンを押します。
↑検討モードの画面になります。
ここからは自分で棋譜を入力していきます。
自分の棋譜やプロなどの棋譜を入れて検討したり、気になる布石の研究に活用したりするのが主な使い方でしょうか。
検討する時に注目するのは画面右のにある赤丸で囲われている数値です。
↑ある程度棋譜を入力した図で説明します。
- 候補手:候補になる手の座標を示しています。
上の図では5つの候補手がありますね。上にあるほど有力となっています。 - 探索回数:候補手についてどれくらい考えたのかという指標みたいなものと認識しています。
これが多い手ほど本命という事です。
数百回で止まる時もあれば、時間をかけると数十万回になる時もあります。
なのである程度時間をおいて、探索回数が収束するまで待つ方がより正確になるでしょう。
その結果最初に示したのとは違う手を本命にする事も多々あります。
上の図ではR13の探索回数だけ10万回近く回っていますね。
天頂の囲碁7はこの手を一番推しているのです。 - 評価値:その手を打った時の勝率を示します。
上の図では本命のR13の手が最も高く勝率47%となっています。
評価値の判断基準がむずかしいのですが、私個人の体感や集めた情報によると、
評価値46~54%:ほぼ互角
評価値55~59%:打ちやすい~やや優勢
評価値60~65%:はっきりと優勢
評価値66%~:勝勢以上
といった感じになりました。
あくまで参考程度にしてください。
例えば白番で評価値40の局面ということは、黒が評価値60=黒優勢=白劣勢ということです。
棋譜の読み込み方法
棋譜をsgf形式で持っていればそれを入力することができます。
いちいち手入力しなくていいので楽です。
↑画面上のバーにある「ファイル」→「棋譜を開く」を開きます。
↑その後、あらかじめ用意していた棋譜ファイルを選択し、右下の「開く」ボタンを押します。
↑天頂の囲碁7の画面に棋譜が入りました。
この後、「検討」ボタンを押せば検討モードになります。
他にも様々な機能が!
以上で天頂の囲碁7の主な機能の説明は終わります。
この他にも様々な機能がありますので、いろいろ試してみてはどうでしょうか。
私は検討モードを使って研究三昧になっています。
囲碁AIを用いた研究がこれからの時代主流になってくるのは間違いがないのでしょう。