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囲碁上達法~一桁級位者編(前編)

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一桁級位者が上達するためには

棋力別の上達法を自分の体験をもとに書くシリーズの一桁級位者編です。
一つの記事にすると長くなってしまうので前編と後編に分けます


一桁級位者といえば9~1級を指しますが、たしか囲碁人口で最も人数が多い層だったはずです。
そのためリアル・ネットどちらでも打つ相手にはほとんど困らない印象です。
この層を対象にした大会も多く、囲碁を楽しむには十分な棋力でしょう。
「囲碁が打てます。」と人に自信を持って言えるもこの辺りからでしょうか。
しかし碁とは強くなればなるほどより上を目指したくなるゲーム!
特に1~3級くらいの上級者は、初段という大きな節目が目と鼻の先にあるだけに、頑張りたくなりますよね。

棋書による勉強を求められるようになる

何千局、もしくはそれ以上の対局数をこなしているけど一桁級位者のままという人も、世の中にはたくさん存在します。
二桁級位者の頃は実戦をこなすだけで、ぐんぐん上達する事が多いのですが、一桁級位者になると一部の人を除いて実戦だけでは上達しなくなります
何を隠そう私もそうでしたから。
私の場合は段級位の甘い囲碁教室の3、4級で止まったので、実質アマ6、7級くらいで壁にぶち当たったということです。
もっとも、その頃は囲碁にほとんど情熱はなかったので、週一で実戦を数局打つ程度でした。
今でもよく覚えているのですが、転機が訪れたのは祖父に藤沢秀行先生の簡単な詰碁本をもらった時です。
確か昼食でうどん屋に来ていた時でした(笑)
それまでほとんど詰碁はしたことなかったので、とりあえず解いてみたのですが思いのほか面白くてハマってしまいました。
そして停滞していた棋力が再び上がり出しました。
上達する面白さと勝つ面白さを経験することで、碁に本格的に取り組むようになり今日の自分があります。

基礎をしっかり身につけよう

棋書で勉強するといっても、難しい本を読む必要はありません。
初段を目指す人がまずすることは、各分野の基礎固めです。
基礎といってもかなり易しい基礎です。
仮に基礎をしっかり身につけるということを怠っても、初段・有段になれないわけではありません。
人によっては高段に到達できる人もいます。
碁会所とかに多い、実戦だけで成り上がったタイプですね。
しかし同じ棋力でも、基礎ができている人とそうでない人は碁を見れば結構わかるものです。
そして基礎ができている人はさらに上の棋力を目指しやすくなります。
所謂伸びしろがあるって奴ですね。
もし今一桁級位者のあなたが、初段や有段よりさらに上の棋力を目標にしているのであれば、基礎を疎かにしないでください。
必ずや、半年・一年後に差がでます。

基礎固めの重要性


↑わかりやすく図にしてみました。
個性とは言い換えれば棋風みたいなものです。
囲碁上達における、本ブログ内での「基礎」「基本」「応用」「個性(棋風)」の定義
一桁級位者の時に基礎を固め、有段者の時に基本を学び、高段者の時に応用力をつける・・・といったイメージです。
これらを土台に個性(棋風)を作り上げていくものだと私は思っています。
見てわかるようにすべての土台である基礎がいい加減だと、上に建っているものも不安定になってしまいます。
後編では実際の勉強法などについて書いていきます!
囲碁上達法~一桁級位者編(後編)

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