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囲碁上達法~一桁級位者編(後編)

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何を勉強するか

囲碁上達法~一桁級位者編(前編)
前回の続きで、実際に何を勉強するかという記事になります。
私の経験談をもとに書き進めていきます!

詰碁と手筋が基軸

まずは王道の詰碁と手筋でしょう。
棋書カテゴリー「詰碁・死活」・「手筋」の早見表
↑棋力別にまとめているこの記事を参考にしてください。
級位者の人達は昔の私と同様、それまで詰碁なんかしたことない人が大半だと思います。

そこでアドバイスなのですが、無理して根を詰めないこと
真面目な人ほど解けるまで解答ページを見ない方法でやってしまい、すぐに挫折します(笑)
級位者レベルの人は、詰碁などで使う筋がまだ頭の引き出しにほとんど入っていない状態です。
それではいくら考えても「下手の考え休むに似たり」です。
そこでまずはどんどん「筋を知る」事が重要になります。
考えてもわからない問題があればすぐに答えを見て覚えてしまいましょう。
その後何度も同じ問題を繰り返します。
覚えて忘れてを何度かやっていれば、いつか問題を見た瞬間に答えが浮かぶ時が来るでしょう。
それが自分の力になった時です。
最終的には簡単な詰碁や手筋は考えて解くものでなく、一瞬で見える状態に持っていきます。
考えないとわからない状態では、まず実戦では閃かないので。
※あくまで基本詰碁・手筋での話です。
棋力が上がれば難しい詰碁を答えが出るまで考える勉強が必要になってきます。
また級位者でも考えるのが好きな人は是非そのスタイルで解いていってください!
才能がある人です(笑)

ちなみに私は一桁級位者の人には、下記二冊をまずはすべて覚えるまで繰り返し解いてもらいます。

3.4級くらいでもこのレベルの詰碁すらまともに解けない人が多いのが現実です・・・。

基本定石と布石の方向

次に、基本定石の理解と布石の方向についての勉強です。
基本定石とは↓の図のような、簡単な星の定石のことです。

よく言われることなのですが、定石の丸暗記は「定石を覚えて二目弱くなり」になってしまいかねないですから、しっかり理解する事が大事です。
基本定石を学べる棋書は私は所有していないのですが、簡単に調べてみたら、

  • 「基本定石の正しい使い方 星編」
  • 「基本定石の正しい使い方 小目編」

などがあるのですね。
※残念ながら私は読んだことがないので書評はできませんが・・・。
身近に上手や指導者がいるなら教えてもらうのが一番手っ取り早いでしょう。
布石の方向は、当ブログの棋書紹介のカテゴリの序盤感覚にある棋書で学べます。
まだシステム布石の勉強は必ずしも必要ではないですが、布石の方向感覚は少しは学んでおいた方がいいでしょう。

定石や布石の分野ではないのですが、下記の棋書も必ず読んだ方がいいです。

かなり有名な本で、私もこれを級位者の時に読んで開眼しました。

最後に

主に棋書による(=一人でできる)勉強法をここまで示しました。
当然、実戦対局や上手による指導なども必要ですのでそこは勘違いしないでくださいね。
某プロは「1000局打てば初段になる」と言ったくらい、実戦対局は必須です。
初段への道のりは、一桁級位者の人から見れば遠いかもしれませんが、実際は意外と近いので、是非目指してみてくださいね!

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