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囲碁上達法~初段編(後編)

投稿日:2017年5月13日 更新日:

基本定石の正しい運用とハメ手対策

↑中編の続きになります。
囲碁の上達において、定石の正しい運用をできるようになる事は必要不可欠です。
アマ有段者ともなれば、難解定石はともかくとして、基本定石の正しい運用は習得していないといけないでしょう。

基本定石の正しい運用例


↑右下はお馴染みの基本定石です。
もちろん部分的には黒白双方互角のワカレになります。
しかし、この場合は右上の黒のシマリの発展性を消される形になっており、一般的には黒が不満と言われています。
部分的には互角でも全局的にはそうでないという例です。


↑この局面では右上に黒のシマリがあるので、右辺の価値が大きいのです。
白1に対して黒2(他にA~Eまである)などと右辺を黒が占めるために、ハサむ定石を選択するのは有力でしょう。
白11となれば、右上の黒のシマリが働いている事がわかりますね。


↑最近の碁では、いったん黒2と受けて、白3とすべってきた瞬間に黒4とハサむ定石の方が多いです。
これも有力な定石選択で一局の碁でしょう。
「右辺を大事にする」という基本方針が正しければ、問題ないのです。

 


↑どちらも基本定石ですが、配石によっては打ってはいけない時があります。

↑三連星の時に黒4からおさえる定石は一般的には「正しくない選択」と言われています。
強い人でも敢えて打つ人もいますが、あまりオススメしません。
白11と進出されると、黒Aが中途半端な位置になってしまうからです。
囲碁は前に打った手の顏を立てないと、すぐに形勢が悪くなります。


↑この場合は、黒4から抑える定石の方を選ぶのが正しい定石運用です。
黒8まで作った壁と、黒Aが連動していますね。


↑ちなみにこのような配石ですと右上の定石は不適切で、白9と絶好点に打たれて大甘です。
つまり、右上の定石は白9あたりに黒石があることが前提なのです。

ハメ手を学ぼう

ハメ手の勉強は優先順位は高くはないですが、余裕があるならやっておきましょう。
別にあなたに「ハメ手使い」になれと言っているわけではありません。
ハメ手を勉強する主なメリットは下記になります。

  • 相手がハメ手を使ってきたときに正しく対処できる。
  • ハメ手は手筋の宝庫であり、手筋習得に繋がる。
  • ハメ手に精通すると、無理手や俗手に敏感になり、碁の精度が高まる
  • 自分の碁に自信がつく。

勉強方法

基本定石の正しい運用を身につけるための勉強法は下記がオススメとなります。

  • 序盤感覚の問題集を解く。
  • プロの棋譜を並べる
  • 上手に自分の打碁を検討してもらう。

棋書カテゴリ「序盤感覚」の早見表
序盤感覚の問題集は正しい定石の運用を題材として問題が非常に多いです。一番手軽にできる勉強でないでしょうか。
ハメ手の勉強は、世の中にたくさん棋書が出回っていますので読んでください。
棋書カテゴリ「ハメ手」の早見表 

終わりに

以上で「囲碁上達法~初段編」を終わります。
基本的にこのシリーズでは「1人で行う勉強」を主に扱っていますが、「実戦対局」や「上手に教わる」なども必要不可欠な要素であることは覚えておいてください。
囲碁は有段者からどんどん世界が広がっていきます。
強くなればなるほど碁盤の見え方が劇的に変わってくるのです。
皆さんの棋力が少しでも伸びることを願っています。

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