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ハメ手 棋書

「石田芳夫のハメ手に強くなる本」~ハメ手の勉強に役立つ!!

更新日:

数多くのハメ手を収録

こんにちは!!
今回紹介するのは、誠文堂新光社【出版】、石田芳夫【著】
「石田芳夫のハメ手に強くなる本」です。

皆さんのハメ手の定義は何ですか?
実はハメ手の定義は、ハッキリと決まっているわけではないのかもしれません。
本書のまえがきでは、「正常な定石手順とちがう手段で失着をさそおうとする手」をハメ手としています。
ハメ手を邪道として嫌う人も少なくありませんが、基本的にはハマる方が悪いという考えを私は持っています。
ハメ手も碁の一手段で、成功する見込みがあるなら試す価値ありです。
実際は仕掛ける側にもリスクがあり、特に強い人相手にはまず自爆行為になってしまうので、打たないだけです(笑)
「あの人相手にハメ手は通用しない」と言われるようになるためにも、常日頃からの勉強が重要ですね!

目次

  • 第1章:星のハメ手
  • 第2章:小目のハメ手
  • 第3章:高目のハメ手
  • 第4章:目はずしのハメ手

全部で74型のハメ手が収録されています。

内容紹介


↑第1章から一部を選出しました。
置碁で上手にこのような手を打たれたことはありませんか?
私は級位者の頃に教室の先生にこの手法で苦しめられました(笑)
内側から抉られて黒石全体が攻められるパターンになるのですが、私はこの先生と打つのが嫌でたまらなかったです(笑)
今考えてみれば当時の自分は碁の勉強なんてロクにしていなかったのだから、対応できないのも当然でした。
現在はその教室もなくなっており、この先生にリベンジする機会がないのが残念ですね。
ちなみのこれらのハメ手は、白の着手が一路違うだけで応手も変わってくるなど意外と奥深いです。


↑第2章から一部を選出しました。
これら三つの型も、以前互先の碁でハメられたことのある苦い思い出付きのハメ手です(笑)
結構実戦出現率も高いので、勉強しておく価値はあると思います。


↑第3章から一部を選出しました。
高目は嫌らしいハメ手が多いです。
第57型はちょっと昔に仕掛けられた経験があり、早碁だったこともあり散々な目に遭いました・・・。
アマで高目や目はずしを打つ人って、結構な確率でハメ手を使うのは気のせいでしょうか?


↑第4章から一部を選出しました。
目はずしのハメ手といえば、まっさきに有名な大斜定石が挙げられますがそれ以外もあります。
むしろ大斜ばかり警戒して、それ以外のハメ手にあっさり引っかかることも・・・。

ハメ手を通じて定石を正しく理解

本書では置碁用からアマ高段クラスのハメ手まで幅広く集めています。
ハメ手に詳しくなることは、基本定石の正しい意味を理解する事に繋がるので、大切な勉強法でしょう。
本書は有段者レベルが対象だと感じましたが、級位者の方でも簡単なハメ手だけを勉強するなど工夫すれば十分活用できると思います。

まとめ

対象棋力:初段以上
評価:

-ハメ手, 棋書

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