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「前田中級詰碁」~基本の筋がたくさん詰まっている

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基本の筋ばかりの良問揃い

こんにちは!!
今回紹介するのは、東京創元社【出版】、前田 陳爾【著】
「前田中級詰碁」です。

前田詰碁集三部作の中級編になります。
本書では対象棋力は5級~1級となっていますが、現在の基準で考えるとアマ有段以上の力がないとキツイと思います。
私がこの本を手に入れた時の棋力は、正確には覚えていないのですがアマ4~5段くらいだった気がします。
級位者向けと銘打っていたので楽勝と思って読み始めたのですが、予想以上に苦戦した記憶があります(笑)
しかし長手数の問題はほとんどなく、筋さえ見えれば解答できるような類ばかりなので、詰碁が苦手な人も取っ付きやすいでしょう。

内容紹介

初級編と同じ構成で、1ページにつき3問の問題があります。
そして次の1ページで正解図が示されています。
スペースの都合上詳細な解説はできていないのですが、問題自体がシンプルな形ばかりなので、あまりその辺は気にならなかったです。


↑白先黒死の問題です。
本書の中では簡単な部類だと思います。
ヒントは「右側の一眼は完全な眼ではない」ことです。
実戦で難なく正解手を打てる人は有段の力ありです。


↑白1と打つのは黒2で簡単に生き。
このような手を打っているようでは、まだまだ詰碁の基礎が身についていない証拠です。


↑白1の下がりも黒2・4とスペースを広げられて生きられてしまいます。
白1のような手が筋となる詰碁もあるのですが、この場合は不適切でした。


↑白1がダメヅマリに導く手筋です!
黒2・4と打つほかないですが、ここで白5が成立するのが自慢です。


↑黒1と取った後は白2でこの部分がカケ眼になり、黒を仕留めることができました。

詰碁の基礎力をつけることができる

程よい難易度で筋や形がシンプルなので、詰碁の基礎力をつけるにはピッタリな問題集です。
私はこの前田詰碁初級中級上級を10回以上繰り返し読みましたが、おかげで詰碁に対する耐性がつきました。
同じ詰碁を繰り返し解くというのは相当有力な勉強方法なのですが、本書のようなシンプルで手筋がギュッと詰まっている詰碁集はそれを実行する最適な教材だと思います。
私が所有している棋書の中でもトップクラスの評価です。
絶版になった後にプレミアがついて値段が高騰し気軽に入手出来ない状況がしばらく続いたのですが、その後めでたく復刻されました。
流石名著と言ったところですね!
余談ですが前田詰碁初級中級上級3冊を一旦箱から取り出すともう二度と入らなかったです(笑)

まとめ

対象棋力:初段以上
評価:

-棋書, 詰碁・死活

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