囲碁界の一年間総まとめ
こんにちは!!
今回紹介するのは、日本棋院【出版】、
「囲碁年鑑」です。
別名で月刊碁ワールド臨時増刊号とも呼びます。
棋譜並べをする時にどの棋譜を並べるかという悩みを持つことは、このブログを見るような囲碁が強くなりたい人なら一度はあるはずです。
自分が好きな棋士がいる人なら問題ないのですが、そうでない人は困りますよね。
また同じ棋士ばっかり並べるのもキツイですし、勉強が偏ってしまう嫌いもあります。
そのような時は、私はこの囲碁年鑑をオススメしています。
下記に示すのが主な理由となります。
- 簡単な解説つき
- 棋譜の収録数が多い
- たくさんの日本のトッププロの碁を見れる
- プロの主要棋戦の本戦以上を網羅。
- アマの棋戦も掲載
- 海外棋戦の決勝戦クラスも掲載
特に簡単な解説があるのと収録数の多さは魅力的ですね。
ただ基本的に総譜での表示となっていますので、慣れるまでは並べるのが大変だと思います。
囲碁年鑑は毎年5月中旬頃に発売されます。棋譜並べをしたい人は是非並べてみてください。
現在でも私は並べまくっています。近年はプロの対局にAIの手法がどんどん出現してきているので、いろいろ面白くなってきています!
アマ棋戦
アマ棋戦の棋譜は何気に貴重な資料となります。
アマとはいえトップクラスはプロと比べて遜色ない強さなので、並べても勉強になります。
また全国大会に出場したらトーナメントの所に名前が残るのが地味に嬉しいですね。(ほぼ一回戦負けですが)
他にも小学生・中学生・高校生・大学生の棋戦を見ると若手強豪のことを知ることができ面白いです。
未来のプロ棋士、もっと言えば名人候補がゴロゴロいます。
女流棋戦
女流棋戦もしっかりと収録しています。
女流棋士のレベルが年々上がってきており、男性のトップ陣にもかなり肉薄してきています。
またファンが多いのも女流棋士の特徴なので、これだけでも囲碁年鑑の価値が保証されているようなものですね。
海外棋戦
海外棋戦に関しては、残念ながら収録数はわずかです。
基本的に囲碁年鑑は国内の棋戦限定の棋譜集という扱いですね。
それでも海外のトッププロの後を解説付きで観ることが出来るのはありがたいです。
棋譜並べは囲碁上達に必須
棋譜並べは囲碁が強くなるためには必要不可欠な勉強です。
私も相当数の棋譜をこれまで並べており、恐らく二万局くらいは軽く並べています。
そして並べば並べるほど強くなっていきました。
私が県代表になれたのも毎日毎日棋譜を並べていったからだと確信しています。
まずは一日一局並べていくというのはどうでしょうか?
まとめ
対象棋力:初段以上
評価:A