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「碁敵粉砕!裏定石必勝法」~裏事情に精通した碁打ちになろう!

投稿日:2016年12月22日 更新日:

裏定石を知り勝率アップ

こんにちは!!
今回紹介するのは、棋苑図書【出版】、安倍吉輝【著】
「碁敵粉砕!裏定石必勝法」です。

まずハメ手と裏定石の違いについて説明します。
私は「相手が正しく応じてくると仕掛けた側が悪くなる手」をハメ手、「相手が正しく応じてもそこそこの分かれになる手」を裏定石と定義しています。
しかしハメ手の本に書いてる手法が、裏定石の本にも載っている事は度々あります。
また厄介なことに「ハメ手」と「裏定石」と「定石はずれ」の定義は棋書や人によって結構違います。

裏定石の勉強の効果

裏定石の勉強をする効能について本書の冒頭に書いており、要約が下記になります。

  • 相手の碁敵はまず驚きます。
    また一隅だけで決着がついてしまうくらい強力な型が多いので、百戦百勝は無理として当面の勝率アップに直結します
  • また碁は戦いのゲームで、上達するにはパワーが要求されます。そのパワーが裏定石使用によりモリモリついてくるのです。
  • 本書の裏定石は効果抜群ですが、相手もすごすごと降参したくないので、一矢か二矢か報いようと反撃してきます。
    押え込み合戦になるので筋力が増強されるのです。

私は上記二つに加えて、相手が裏定石を使用して来た時の対策面も重要と考えています。
何も裏定石はいつも自分が仕掛ける側とは限りませんからね。

目次

  • 第1章:裏定石必勝法の構成
  • 第2章:高目の裏定石必勝法
  • 第3章:目はずしの裏定石必勝法

本書は高目と目はずしの裏定石(定石はずれ)十型を解説したものになります。

内容紹介


↑本書にある私のお気に入りの裏定石です。
高目定石の途中ですが黒9が強手!!これでAに伸びれば普通ですね。


↑下から白1・2と這うのは普通はツライとされます。
場合によってはこれで先手を取り他に回る打ち方は有力ですが、序盤でこれだけ厚くなっては黒不満ないでしょう。


↑反撃するなら白1のハサミツケが手筋です。
途中黒4もちょっとした手筋。以下白5までは一本道で・・・、


↑少し長い変化になりますが、あくまで白が黒を取ろうとすると黒12まで逆に取られます。
よって白1では隅を生きることになりますが、一手では生きないのでその間に黒に外側を連打されてしまいます。
詳しく知りたい人は本書を読んでみてください。


↑では白はどうしたらいいのかというと、実は今まで定石とされていたAのカタツギが悪手なのです(!!)
白8のカケツギなら互角にすることができます。これが今の定石です。
ただこれを知っているアマがはたしてどれほどいるか・・・。
私はの型のおかげで、一時期はネット碁・リアル碁で随分と白星を稼がせてもらいました(笑)


↑手順が違いますが、ここで白がAに打つと黒Cで元のハマり形に戻りますね。
当然ここでもBが正解です。
また白がCに伸びるのも悪手でその型も本書で解説しています。

これぞ裏定石の真骨頂!!

この様に正しく応じられても、互角で済む型が裏定石では最も価値が高いです。
相手にとってはたまらないと思いますが(笑)
参考までに他の型も載せておきます。

実戦で使ってみよう

棋書で勉強したらさっそく実戦投入です。
大会などの本番ではあまりオススメできませんが、練習碁などでハメ手や裏定石を使うのは有効だと思います。
相手を騙してやろうと思うのは禁物(?)で、碁の筋力増強の為ということです。
こういう分野は、実際にハマったりハメたりして強くなっていくものです。

まとめ

対象棋力初段以上
評価

-新定石・裏定石, 棋書

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