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囲碁の投了をするタイミングについて

投稿日:2017年1月21日 更新日:

完全な基準は存在しない

囲碁をしていると必ずは直面する問題であるのが「投了するタイミング」
本人はまだチャンスがあると思っていても、相手はそうとは思っていないこともあります。
またその逆の状況もあるでしょう。
「盤面でどれくらい悪ければ投げるのか?」という話はたまに出てきますが、完全な基準と言うものは存在しません。

どれくらい負けてたら投了する?

「誰も言わなかった碁の本」
↑以前この記事で紹介した棋書に投了のタイミングに関する内容が書いていました。
三段以上なら20目の差、初・2段で25目、1~5級で30目差の碁を作ることは恥ずべきことと書いており、本書に影響を受けている私は今までそれを意識してきました。
またプロなら、二桁の目数負け(例:11目半負け)の作り碁を棋譜に残すのは恥であると、別の本で見たことがあります。
現在の私も「作り碁にするなら一桁の目数差に収める」をなるべく意識しています。

明確な基準はない

しかしこれらも”一つの基準”に過ぎません。
プロですら以前は、「負け碁を粘るのは相手に失礼」という考えが当たり前でした。
しかし現在では中韓の影響もあり、ダメを詰め終えるまで逆転のチャンスはあるという感じになっています。
話が変わりますが、「投げ場を求める」という表現を聞いたことはありませんか?
これは投げる前の準備みたいなもので、例えば無理な勝負手を放って相手に咎めてもらってそこで投げるという感じです。
勝ってる方は綺麗にトドメを刺さないといけません。
アマの対局だとこれを咎めきれないで闇仕合になったりします(笑)

私が気を付けている事

下記に私が気を付けていることをまとめます。

  1. 自分でまだ逆転できる可能性があると思ううちはたとえ形勢大差でも投了しない。
  2. 逆に形勢大差で勝っていても相手が投了するのを期待しない。
  3. たとえ形勢大差でも小ヨセまで打ち切ったら最後まで並べる。

1は当たり前のことでわざわざ書き出す必要もないかもしれませんね。
逆に言えば自分でもう勝ち目がないと思ったらそれが投了するタイミングです。
2はけっこう重要で、形勢大差で勝っていて後は相手が投了してくるのを持つ体制になってしまうと心に隙ができます。
その結果、思わぬ粘りや勝負手に屈して逆転されるという事が起きてしまいます。
皆さんも経験ありますよね?
3については、私は小ヨセまで打って並べる直前に投げるのはあまり好きではないからです。
そこまで打ったのなら整地までするのが筋かなと思っています。
似たような事例で整地している最中にいきなり崩して投げるという行為がありますが、こっちはそもそもマナー違反だと思っています。

あまり神経質にならない方がいい

結局投了するタイミングというのは個々人の棋力・性格に左右されるもので、自分の価値観を相手に押し付けては良くないですよね。
もちろんなかなか投了してこないことに文句をいう人もいますが、気にしないことです(笑)
大会とかでは時間に追われて、形勢判断をする暇もなく作ってみたら大差だった、ということは日常茶飯事です。
また碁によってはお互いアゲハマが数十個あるようなことがあり、そういう場合は整地したら予想以上に差がついてたりします。
あまり神経質になると囲碁が楽しめなくなりますので・・・。
とはいえある程度、投了するタイミングについて意識しておくのは大事ではないでしょうか。

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