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システム布石 棋書

「新版 基本布石事典【下巻】」~布石研究の教科書!

投稿日:2017年5月5日 更新日:

システム布石の研究に必須

こんにちは!!
今回紹介するのは、日本棋院【出版】、依田紀基【著】
「新版 基本布石事典【下巻】」です。

「新版 基本布石事典【上巻】」
に続く布石事典になります。
本書では、「星」「小目」「その他」の布石を取り上げています。
布石の勉強の有用性は計り知れません。
「アマは中盤で勝負がつく。」「ヨセが稚拙だと布石がうまくても勝てない。」「序盤は3線以上なら適当に石を転がしても碁になる。」などの意見もありますが、ここでは敢えて言わせてもらいます!
「布石が下手だと碁が楽しくない!!」
「勝てない」ではなく、「楽しくない」のです。
布石が下手だと中盤戦では、すでに不利な状態から始まります。
毎回中盤やヨセで勝ちを手繰り寄せるのはしんどいですよね(笑)
そもそも強くなればなるほど、布石で遅れていては勝てなくなります。
布石の分野は勉強すれば短期間に結果を出すことができますし、詰碁や棋譜並べほど労力も必要ではないので、取り掛かりやすいのもメリットです。

目次

  • 第1章:星(平行・タスキ)16型
  • 第2章:小目(平行・タスキ)35型
  • 第3章:目外し・高目他 10型

内容紹介


↑第1章から一部を選出しました。
第1章の「星」には二つの考え方があります。
宇宙琉と言われる武宮正樹九段のように、二連星から三連星に発展させ、大模様の碁に持っていく考え方。
模様の碁にもっていくには、星が最も有効です。
次に、呉清源先生のように、隅を星の一手で済ませ、早足に辺に展開する考え方で、スピード重視の星です。
ただし、三々が空いているので、当然ながら地の甘さは否めません。
厚みと実利のバランスを考慮に入れることが肝要であります。


↑第2章から一部を選出しました。
第2章の「小目」は、昭和年代に多用されていましたが、当時に比べ近年は出番がやや少なくなってきています。
小目は実利に就きやすく、また戦闘力もあり、変化が多い布石になる公算が高いです。
したがって、特に局面にマッチした定石選択、局面の展開を考えるのが重要です。


↑第3章から一部を選出しました。
第3章の「目外し・高目」の布石は現在は特殊な布石といえます。
もちろんこれらを愛用しいる人にはもってこいの教材、そうでない人にも鑑賞用としての価値があります。
変則布石を打ってくる人はそれなりにいます。

一通りの布石の基本が身につく

事典だけあってとにかく量が多いです。
布石の基本を身につけたい人は、盤に並べてみてください。
一冊終わる頃にはあなたの布石力は格段に上がっているでしょう。

まとめ

対象棋力:初段以上
評価:A

-システム布石, 棋書

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