技術面・精神面どちらも未熟
18日に今年初めての県予選がありましたが、酷い碁を打ってしまいまさかの一回戦負けでした。
相手の方も優勝候補ではなく、東洋囲碁5・6段くらいです。
以前も話した通り、やはり白番で負けました。
白番での不安定さが今後の自分の課題ということが確定しました(笑)
・【囲碁】格下に負けないために
技術面の弱さ
図1(局面図)
↑自分の白番で黒21まで進みました。
ここで手拍子で打った手が敗着に近い後悔の一手となりました。
図2(実戦進行1)
↑白△を助ける白1は絶対の一手だと、打ってる時は思っていました。
しかし黒Aという非常に厳しい手が残っており大した守りになっていませんでした。
ということは、白1のオオゲイマは三々が残っていて地に甘く、黒に最も広い下辺に先着されて問題だったでしょう。
黒18まで全体的に黒模様の深い碁になり、こうなると本来甘い手のはずだった黒〇も模様を形成する一部として働きだしています。
あちこちに黒地ができそうで、白はこの後必死に消しに行きますが、消しても消しても形勢は好転しませんでした・・・。
図3(実戦進行2)
↑その後の実戦進行で黒1から5と先手で抉られました。
続いて黒Aからのツケヒキも先手に近く、白敗勢です。
この碁は白の3目半負けでしたが、力量が互角の相手だと盤面で20目近く負けてたでしょう。
図4(軽く見る)
白1とこちら側にケイマに打つほうが優ったみたいです。
白△は軽く見て場合によっては捨てるつもりです。
黒2と一杯に頑張って来れば、白3と「ヒラキとハサミの一石二鳥」の手を誘発され、この戦いは黒不利でしょう。
白Aというキツいハネも残りました。
図5(黒もすぐにとりにいけない)
↑黒2と狭くハサんでくるなら白△はとりあえず死んだ振りをして、さらに大場に先行します。
後に動き出しを狙います。
この図は白に都合のいい遊び図なのですが、黒が意地でも白△を取りに行ったときの想定図です。白23まで白が優勢だと思います。
図3と比較してほしいのですが、手をかけた割に右辺の黒地は10目ちょっとしか増えていません。
かわりに白は右下隅・下辺・左辺に先行して、図3では黒地だった所が白地になっています。
結局白△助け出そうとする重い発想がよくなかったのです。
そもそも図2の黒〇と、先に地を損してでも中央に力を貯めているのに、その付近にある白石を軽く見れなかったのは重い発想でした。
精神面の弱さ
私的な理由なのですが、最近多忙で碁に集中できない状況が続いており、碁に対する気持ちが弱くなっていました。
実戦対局もほとんどできていないのも重なったのも災いしました。
もう少し精神面は強いと思っていたのですが、結構弱かったです(笑)
こちら方面も今後強化しなければならない課題ですね。